2017年9月23日土曜日

悪くなってから頑張るんじゃなくて悪くならないように頑張りたいんだが・・・

多岐技会3局目は1級差でこちらの白番コミ3目半もらい。

このくらいのレベルだと戦いの碁になっちゃえば

3目差とかほとんど互先みたいなもんだけどね。

とはいえ黒番で目外しからのオオゲイマを試したくて

仕方なかったのを思えば白番確定なのは残念だけどね。



って結局白でもやるんかいッ!!




黒だったら空き隅打ち合った後にすぐ打てるけど

白でやろうとすると何か工夫しないと

隅に2手かける暇ができないので苦心してこの手順になったけど

たぶん布石的にはこの時点で白がおかしいんだろうな。



黒は1,3と打ってきて実戦はこのあとAのツメを打ったんだけど

トビトビの進行になってオオゲイマの構えがぼやけちゃったから

B辺りから打っていくべきだったみたいだね。



実戦はこの進行。

右辺はヒラキとかで守ると最初のオオゲイマがおかしいので



目一杯広げて打つよりなかったんだけど

黒は4のツケから入ってきました。



先に実戦見るとツケにハネてこんな進行になりました。

右辺は荒らされたけど中央△を切り離しました。



ツケに伸びると黒はどう打って来たんだろうなぁ?

こっちの方が普通でしたかね?



実戦はその後まさかの出切りから中央動き出しでした。

そこまでしなくてもって感じですが

上手く戦えば決め手になるってことでやってきたのでしょう。



白は1のカタから動きました。



2のコスミにAと打つべきところをBに打ってしまいました。

何を考えていたんだ?って感じです。



1には2に受けておかなくてはおかしいです。

AのキリはBも利いてるのでそんなに心配なさそうです。



2と変なところに受けたせいで5から切り離されてしまいました。



6,8が利いただけじゃ白何やってんのって感じです。

しかもこの後Aに伸びてBのケイマも黒から打たれてしまいます。



形勢の良くない白としては4のカタは出切りから戦うチャンス!



グイグイ押して行って黒の△達を分断して攻めるよりないところ。



この10ツケにBに打ってもらえればAで中央の黒が危ないのですが…。

実戦はAの方に備えられ△だけとっても何にもなりません。



4のオサエから6にハネられて白の攻めは空振りとなりました。



黒が2目助けると中央がかなり怪しいです。

一例としてAからCなどにはD。



1,3に黒手抜いて左辺を固めてきたので



なんとか取りに行けないかと最後のお願いをしにいきましたが

Aのところに利きがありこのトビこみでは無条件では取れませんでした。



こんな進行になって11に打たれたときに

Aでの生きとBからのコウを見た切断が見合いです。

このあと少々ここのコウを争って白投了となりました。

この碁の一番の反省は



ここで打った謎の手Bですね。

Aに打ってればまだ難しかったと思います。

しかしそれ以前に布石の問題として



このトビトビの進行になった時点で作戦負けしてるようなので

無理やり目外しからのオオゲイマを試したのが

そもそも良くなかったのだと思います。



それはそうとこの黒なんとか無条件で仕留める手ないですかね?

取れても左下確定地だと黒が良さそうって問題もあるんですけど

それはそれとして手がなかったのかな?というのは気になります。

自分の読みは信用ならないのがここ最近よくわかってきたので

実はとる手もあったんじゃあないかと疑ってしまいます。

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