2017年6月28日水曜日

北関東某県南部の趙治勲

最初に言っておくが私は週刊碁では真っ先にお悩み天国に目を通す程度には趙治勲好きである。
そんな俺が見間違うはずは無い!それは先に言っておく。


さて


先日栃木の囲碁仲間数人ですし華亭で寿司を食べていた時のことである。
食事を終え皿の枚数をピピッと数えてもらいレジへと向かう。
その途中にI崎君が一言「趙治勲がいる。」
もちろん栃木に趙治勲はいない。
視界の隅にいた天パを趙治勲的毛髪だとネタにして言っているのだと思った俺は
「ただの天パは趙治勲じゃねーよww」と一蹴。
ところが「その天パで間違いないが今度は顔もしっかり見てくれ。」と言われる。
確かに最初の時はあまりしっかり見ると失礼かなと思いちゃんと顔を見なかった。
それはそうなのだけれどそうは言っても趙治勲だよ?
あんななんか面白い顔なのにどこかカッコいいおじさんがそうそういてたまるか!
と思い目をやると…。

趙治勲にしては若い。若いんだけど確かに趙治勲である。
20歳ぐらい若くした趙治勲がそこにいたのである。
髪もなんか茶髪っぽいんだけどもう趙治勲にしか見えない。
マジか。これたぶん本物より趙治勲だ!

以前一度だけプロのペア碁の大盤解説してた生の趙治勲を見たことがあるが
明らかにこっちの方が趙治勲なのである。
もちろん本物は本物で趙治勲なのだが
今目の前にいるのも何故か本物以上の趙治勲だったのである。
本人以外でこんなに趙治勲な人物がいたのか!と驚き思わず吹き出すww
前にいた一緒に寿司を食っていた囲碁仲間のY本さんに
「ちょっとつば飛ばさないでよ」と言われるがこちらはそれどころではない。
「いやwwでもwwちょwwくふぅんww」というのが精一杯である。
その後レジに並び俺→I崎君→Y本さんの順で会計。
Y本さんの会計中に件の趙治勲がレジの列に並ぶ。
直前によく見てなかったY本さんが振り返るとそこには

趙治勲がいた。

明らかに動揺しながら笑いを堪えている。
さっき俺が見たのがこの人物だと察したようだった。
3人は会計を終え外に出るとまずどう見ても趙治勲だったねということを確認しあい爆笑したww
3人そろってこれほど似ているというのだから間違いなくそっくりだったのだ。
ちょっと若かったけど本物以上の趙治勲っぽさがあったのだ。

よくよく考えてみれば喜劇王のチャップリンだって
チャップリンそっくりさんコンテストに偽名で参加して優勝を逃している。

本物以上のそっくりさんがいても可笑しくはないのだ。
いや可笑しくはないがやはり可笑しい。
3人とも駐車場で明日には腹筋が割れているんじゃあないかというほど笑った。
本人がその場にいなくてもこれだけの笑いを提供できるとは
やはり趙治勲は天才だなと確信した。
これが井山だったら「あぁ、あの人なんか井山っぽいね。」で終わっていたはずである。
偉大なる趙治勲だから起きた笑いである。


家についてからふと思う。
これはひょっとしてお悩み天国投稿案件なのでは?と。
これは渾身の初投稿になるのでは?
嬉々としてどんな文章を送り付けようかと下書きを始めたのだが
少しして「これはお悩みではないな」と気付く。
どんなに面白いネタであれ投稿テーマに沿わないなら送るべきではない。
なんとかお悩み相談っぽくできないかと考えたが
「あなたのそっくりさんを見かけて笑ってしまいました。」
をお悩みにするのは難しい。
仕方ないので諦めてブログのネタにすることにした。


貴方の街にも本物以上の趙治勲がいるかもしれない…。

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